古き岳友が訪れてくれてのお散歩会は前回ポシャてる東岳を再度予定したが先週の大雪に次いで時ならぬ降雨があり、更に前日の猛吹雪も加わって東岳はとても危険な状態と判断,いさぎよく知床をあきらめ急きょルベス行きに変更した。 気圧配置はまずまずなのに相変わらず北西が強くて雪も付いている。変に締まった尾根を踏んでとにかく登頂。 頂上は風が強すぎてシ-ルも外せずずるずると200mほど尾根筋を戻ってから雪庇のかげに避難。一息つく。 いつもの斜面は風影になるのでふんわりした雪を期待したがなんと新雪15センチ下は雨のせいでブレイカブルクラスト。 そいつがタ-ンのたびに引っ掛かってとても我々の手に負える状態じゃない。 登り返して滑る気も失せてしまい、そのまま下山してしまった。
このままでははるか黒部市からスキーを担いできた友人に申し訳なさすぎでそのまま藻琴山に転戦することにする。 読み通り知床を離れるにつれ吹雪は収まってきてうっすらと藻琴山も見える。 車の中で行動食を食ってから尾根筋を辿り、今日2座めを登頂。屈斜路湖のお身渡を眼下に望む。 道東一の深雪のメッカを沢筋のキャンプ場を目指していざ大滑降・・・・・・・ の~ つもりがここも例のブレイカブルが悪さして何ともおっかなびっくりのちょぼ滑り。 沢型に入り込んでもルベスよりチョイ増しくらいの雪質か、あまりのばかばかしさに思わず顔を見合わせて笑ってしまう。 おまけは川湯の250円銭湯に寄ってひと風呂浴びてと思ったら「本日休業」の張り紙。チクショ-と次の銭湯に向かうも更に「休業」の札 どうなってんだ川湯は~とぼやきながら仕方なく一路我らが万月堂へ、 更におまけは6時からの宴会要員が津波注意報のため職場に足止めをくらい遅くなるとのこと、とても待ってられず、3人で始めていたが到着した9時半ころにはもうつぶれる寸前で2.3十分でバタンキュ-でした。 主賓である友人は寝るわけにもいかず、それから午前様まで付き合ったのこと、更に最後はおかみが朝の3時まで面倒みていただいたのこと、ほんとに皆皆様お疲れさまでした。 マー 山は無くならないから………懲りずにまた来てくださいや!(佐々木)
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