7：00根北峠〜10：30東尾根H1200〜12：30根北峠

前日に佐々木隊長宅で雑談していたら、じゃあ明日久しぶりに天気も良さそうだし雪が多い根北でも行くか、と急遽決まったお散歩会。2ヶ月ぶりのスキー山行を楽しみしていたが、見事に天気予報は外れた。どんよりした根北峠に着くと、前日のお知らせにもかかわらず7人も集まっていた。皆、山に入りたくてうずうずしていたようだ。個人的にも久しぶりの参加で、懐かしいメンバーとの再会話に花をさかせながらとりあえず歩き始める。東尾根の末端まで約1.5時間、視界は開けてくるが、頂上方面は雲の中だ。しかも時々小雨がぱらつき、どうにもテンションが上がらない。尾根筋はハイマツが出始めており、トラバース気味に高度を上げるが、ザラメ雪が滑って体力を消耗する。結局ガスが立ち込めている1200ｍまで登り、引き返しとなった。下りはパンケニワナイ沢に向って大斜面を滑降する。雪は軟らかくスキーをとられ気味だが、広大なオープンバーンは気持ち良かった。それぞれ思い思いのシュプールを描き、楽しい時間はものの15分で終わった。その後はダラダラと沢底を滑って尾根に登り返し、あっというまに帰着。半日あまりのスキーだったが、個人的には鈍った体のちょうど良いリハビリになった。この山域はまだまだスキーが楽しめそうだが、早く横断道路が開通して、知床峠付近でスキーシーズンを締めくくりたいものだ。（石田）