山スキーお散歩会
2013.4.6 遠音別岳
天気 |
晴れのち曇り |
参加者 |
佐々木、大森、高橋、武田、サンディ |
所要時間 |
5:40~14:40 |
ルート |
5:40春刈古丹林道終点~11:30 H1170~14:40林道終点 |
夏も冬も行きにくい山、さぞかし多くのメンバーが集まるかと思いきや、エントリーは会長含め 4 名 +1 匹のみ、少数=精鋭ということで、霧のかかる林道終点を 5:40 出発。メンバーの足元はテレマーク(ステップソール、シール)、スノーシュー、4つ足(犬)といろいろだが、登りの足並みは揃っていた。この時期問題となる春苅古丹川の渡渉は会長の事前の下見のおかげで難なく通過、続く原生の巨木の残る複雑な地形の樹林帯は GPS 併用で通過、天気も晴れ、樹林帯を抜けたその時、目に入ったのは荒々しい岩にまばゆい雪をまとった美しい遠音別岳だった。 天気も上々だったので、山頂へは北尾根(正面右)からアタック、まず 1150m のコルを目指す。だが、このころから急に視界が悪くなり、上部の様子がわからないまでに。結構な斜度を各自アイゼン、スノーシュー、スキーで登る。スキーは結局 1100m まで、稜線は緩やかとの事だったが、出てみれば細いリッジで斜里側はすっぱり切れ落ちている。どうやらコルより少し北側に寄ってしまったようだ。リッジでは犬が危険、必然的に飼主も待つことに・・・ 残る 3 名で 1170m 地点まで行くが、稜線は風が強い。時折晴れ間から大迫力の頂上バットレスが見えるが、かなりのスピードで雲が通りすぎてゆく。明日からは猛烈な悪天候の予報、今日の判断ミスやトラブルは致命的になる可能性がある。 11 : 30 潔く下山決定。稜線から慎重に降り、 スキーデポ地から 900m くらいまでは堅雪の交じる急斜面で緊張したが、その後は天国、スノーシューのメンバーには申し訳なく思いつつも、開放感満点の大雪面を思いっきり飛ばす。続く樹林帯でのアップダウンもザラメのおかげでシールをつけること無く林道へ戻る。往復約 23km 、確かにアプローチはキツイ、でも、それだけの価値のある山だった。(高橋) |
|
|
|
|
|
|
|
|