山スキーお散歩会

2012.3.10 1275峰(H1275)

天気
晴れ(途中ガス)
参加者
佐々木泰幹、佐々木剛志、宮濱、小林、中泉、杉山、笠井、三宅、石田、ヒロ
所要時間
8.5時間
ルート
7:20精進川林道車止〜13:00山頂〜15:40車止

今回のお散歩会は知西別岳の隣となる精進川原水圏にある名前も無い稜線H1275mと呼んでいる山が目標である 今回の参加メンバー9名と犬1匹が春日町会館へ集まり車2台で精進川林道を移動する。お散歩会では珍しく女性の 参加者がいない少しさみしいスタートとなった(後に男だけで行くことが正解だったような気がする)
スタートの頃は晴天 に恵まれ少々暑さも感じるほどで最初の壁で汗ばむ程で途中で数名がジャケットを脱ぐ風も無く気分よく平坦な森林帯を 進んで行くが途中で犬(ヒロ)が行方不明になり声を掛けながら進んで行くと何処からともなくヒロが帰ってきた、ちょうど スタートして1時間以上になっていたので小休憩を取る、お腹に少々の補給と水分を取って雪焼けを感じながら進んで 行く、平坦な森林帯は4km程あり微かな傾斜が体にはきつい。
第1の難関の急な壁が目の前にたちだかりスキーアイゼン を付けた者とスノーシューはグイグイ進んで行くが、無い者は靴にアイゼンを付けて登って行くがアイゼンに雪が付き なかなか進めない。だいぶ離されてやっとの思いで追いつくがさらに辛い難関が待ち受けているとは思わずに遅れまいと 付いて行くが今度は視界がだんだん悪くなり。方向がつかめない状態で GPSを頼りに登って行く。
H1000の大壁をトラバースし山頂近くのハイマツ帯を慎重に進んで行くがボーダーと1名が遅れて 来ているので山頂手前で休憩をとる事にした。山頂手前で霧が無くなり視界が開けた!
周りを見渡すと雲海が1面に広がり その中に羅臼岳・知西別岳・遠音別岳が雲海から頭を綺麗に出している・・・・感激の瞬間である!(^^)! めったに見る事の 出来ない景色にみんなシャッターを切る。遅れて来た2名も合流しさらに山頂へと向かおうとしたら1名がスキーをデポして 来たらしくここで別れてH1000付近のトレースで再会する事にして山頂を目指し8名と犬1匹が進んで行く、登り始めて5時間 やっと山頂へ着く。山頂は晴天で日差しが強く暖かく感じる程だった。
ここで写真を撮り休憩をして下山準備をする、13:20に山頂をスタートするお楽しみの時間である。
雪の状態は堅いバーンと風でたまった柔らか目の雪が混在する、所々 ハイマツが顔を出すが何とかやり過ごしH1100位で一気に視界が無くなり方向が解らなくなる、登って来たトレースを 頼りに滑って行くが見えない恐怖感と起伏が分解らず転倒者続出状態となる、H1000付近のトレースで別れた仲間と合流し 少々休憩を挟み下へと滑って行くが相変わらず視界が悪くゆっくり下って行く
H800付近からやっと視界が良くなるが今度は 雪の状態が悪くクラストした面とモナカ状態の急斜面で悪戦苦闘し下って行く、なだらかな森林帯は雪も良く気分よく滑る
そして最後の斜面でパウダースノーを楽しみ今回のお散歩会は終わりとなったが、何とも微妙なお散歩会となってしまった たぶん視界が良かったら最高のお散歩会になったと思う。自分は昨年からお散歩会に参加するようになり今年は今回 が5回目の参加となりレポートは初めての経験なので上手く伝えられるか心配ではあるが・・・・・。
今後海別や斜里岳にも チャレンジして行きたいと思います、今回はボーダー2名(自分を含め)山スキー7名、4駆1匹の8時間半 のお散歩会となりました。 (中泉)




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