山スキーお散歩会

2012.3.4 雪山講習会(幌萌運動公園)

天気
晴れ
参加者
佐々木、宮濱、小川、中田、千綾、小林、長谷川、三宅、森山
所要時間
6時間
ルート
 

朝9時に羅臼町幌萌町の「羅臼町総合運動公園、体験実習館」に老若男女9名が集合。最初に、体験実習館館近くの雪原で、雪崩埋没者捜索訓練(ビーコン・ゲーム)を行いました。
まずは「全員でビーコンを使って遭難者を捜す練習」、そして「予め雪に埋めたビーコンを2人ずつペアになって探しあてるゲーム」の2つです。ペアでの捜索では、ほどんどが3〜4分で探し当てることができました。優秀!優秀!。
ピープス (PIE PS) やマムート (Mammut) のデジ タル・ビーコンを持った人は、すぐに遭難者の5m以内まで捜索範囲を狭めることができました。けれども、2m以内に範囲が絞られた後はアナログ・ビーコンでの「直角法」による探知が有効でした。いずれにせよ、「自分のビーコンの使い方を良く理解し、実践を重ねること」が必要の様です。
屋外でのビーコンによる雪崩埋設者捜索訓練の後、暖かい体験実習館の中で、スキーそりによる負傷者搬送の説明を受けました。もちろん先生は佐々木泰幹さんです。それからロープ・ワーク(クローブヒッチ、ムンターヒッチ、ロープを使った簡易シットハーネス作り等)の実習も行いました。
ペツル( PETZL )のスキーそり組み立てキットには感心させられました。組立式のスコップとシートで、素早くスキーそりを組み立てることができます。今は市販されてはいない様なので、とても残念です。
午後は、海岸近くの断崖上部からアイゼンを装着し、ムンターヒッチによる懸垂下降の練習を行いました。初めての人は、どうしても体を立ててしまう傾向があって不安定です。でも、みんな楽しそう!。壁に対して脚を直角に置くことで姿勢が安定しますよ〜。万が一の場合に備えて、もう少し慣れておく必要があるのかな・・・と感じました。(小林)

※本日、学んだ結び方
1.クローブヒッチ(別名;マスト結び、巻き結び、かみくぐし、インクノット、とっくり結び)
2.ムンターヒッチ(別名;半マスト結び、イタリアンヒッチ)
3.八の字結び(フィギュア・エイトノット)
4.プルージック(正式にはプルージックノット)
5.ブーリン結び(別名;もやい結び、ボーラインノット)



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