山スキーお散歩会

2009.4.19 東岳(H1520)

天気
曇りのち晴れ
参加者
秦潤一郎、石田理一郎
所要時間
7.5時間
ルート
知円別小学校8:00〜13:00東岳13:30〜15:30知円別小学校
お散歩会、今シーズン初の参加になります。たかだか車で2時間の距離ですが、やはり異動になって改めて羅臼のアプローチの近さを感じます。海岸町にいた頃は自宅そのものがベースキャンプでした。
  7時前に知円別小中学校着。今日は石田さんと私の2人とのこと。これだとお散歩会というより、羅臼山岳会の“研修山行”とも言えそう。ところが小雨がぱらついており、山もどんより雲が覆って風もあり、少し様子を見ようと入山を遅らす。1時間最近の羅臼事情をおもしろおかしく車内で聞く。雨は止むも、雲と風は変化なし。まあせっかく来たので行けるところまで行ってみようと8時出発。 300mほどは笹薮こぎ。その後スキーを履いて1時間でP386到着。天気は回復の兆しを見せず、しかも30分後シャリ切れで気分が悪くなり、モチベーションは下がる一方。とりあえずカロリーメイト&おにぎりで糖分補給した後、2年前の連山縦走のコースよりやや西回りに進む。なだらかなダケカンバの林で、2本のスキートレースを発見。どうやら先行パーティーがいるようだ。そのままダケカンバの林を抜けると、一気に雪の大斜面が広がった。依然風はあるものの空はだんだん明るくなり、時折日が差してきた。いいぞ。
  その後、靴擦れを我慢しながらやや急な斜面を登り、11時半にH1000到達。東岳方面は雲はすっかりなくなっており、振り返れば国後が全て見渡せる。風は強く目の前に最後の壁がそそり立っているが、モチベーションは一気に上がる。スキーのトレースは3本になり、「3人か?」と思って眼前の急斜面を見ると、ついに前パーティーを発見!3名の登山者が壁を登っている。我々も後を追う。
  いよいよラスト高度500。ややカリカリになってきた斜面を登る。やはり今シーズン初のお散歩、足の大腿四頭筋がつる。左をかばって登ると、今度は右。結局両足がつり、一歩一歩がとても重くなり、当然速度が落ちる。石田さんはガンガン直登。私はスキーアイゼンもなくジグを切りながらとなり、差は開く一方。やはり定期的なトレーニングは必要です。反省。焦りつつもストレッチ・進むを繰り返し、12時40分、必死の思いで登り切る。
  山頂直下はすばらしい青空だが、強風でスキーだけでなくシールも凍った。板から外せば一本立ちサンマならぬ“一本立ちシール”になるほど。ラスト100を詰め13時登頂。知床岳方面のみ雲がかかっているが、羅臼岳までの縦走路も完璧に見渡せるこの上ない景色。2年前の連山縦走を思い出せずにはいられない。互いに決行してよかったと思い合う。山頂には2名の登山者が先着していたが、もともと4人パーティーで、2名は途中で引き返したとのこと。
  13時半に下山開始。山スキーが堪能の方にとってはもう死にそうなくらいすばらしい大斜面が広がっている。山頂付近はけっこうカリカリだったが、途中からは重くなり、これまでの疲労と足のつりも重なって、辛い下山になった。下山を楽しみに登ってきたのもあったが、山頂からの景色で満足しろということだろう。往路のGPSトラックをたどりながら林の中をスイスイ抜け、結局2時間で下山。最後の最後に泥沢に落ちて靴がドロドロになったが、大満足の山行になりました。あとは定期的なトレーニングに努めます。(秦 潤一郎)

山頂直下

山頂にて(奥は羅臼岳)

硫黄山とオホーツク海

H1300からの大斜面