天気 |
一日目晴れ(北風強し) 二日目快晴 |
参加者 |
佐々木泰幹、渡辺憲爾、杉山佳尚、稲葉可奈、石田理一郎 |
所要時間 |
一日目5時間 二日目10時間 |
ルート |
一日目 7:00天狗岩トンネル〜モセカル右岸尾根〜12:00H1000BC設営 二日目 5:00BC〜7:20知円別分岐〜9:00硫黄山〜11:00知円別分岐〜11:30BC13:00〜15:00天狗岩トンネル |
硫黄山は主稜線から外れてウトロ側にあるため、これまでなかなか行く機会がなかった。今回はお散歩会常連メンバーによる満を持してのアタック。 海岸町天狗岩からの取り付きは雪がなく、いきなりシートラーゲンでH150まで急登、スキーを履きそのまま尾根を登る。ミズナラの巨木やヒグマの足跡を楽しみのんびりペースであったが、H800あたりから吹き降ろしの北風が強くなる。予定では知円別平にBC設営だったが、やむなくH1000の平坦地に変更。強風の中、なんとかBC設営する。早く着きすぎてしまったため昼から酒盛り開始、テントに叩きつける風音と鳥鍋を肴に酔っ払い17時には就寝。 夜半には風もなくなり翌日はピーカン、日の出とともにスタート。尾根はハイマツで真っ黒なので沢筋にルートをとる。快調に登り、ピタリと知円別分岐で稜線に出る。ここでシーデポ、アイゼンで稜線伝いに歩く。雪は良く歩きやすい。トラバースしながら最短コースを取ると、夏道より早く本峰直下にたどり着いた。ここから最大の難所、斜度50度のミックス壁。手がかりの岩が脆く一筋縄ではいかない。慎重に登り9:00山頂到達。ほとんどのメンバーは積雪期初登頂、しかも斜里岳まで見渡せる絶景。昨日の時点では半分諦めが入っていた分だけ感動も大きい。まさに雲上の楽園。。。 10分ほどで下降開始。懸垂下降&ロアーダウンで慎重に降りる。そのまま来た道を戻り、シーデポ地点からは快調にスキー滑降、昼前にBCに帰着した。あまりのポカポカ陽気にテントを乾かし外で昼食、余った食材やおにぎりを全て鍋にぶち込んで雑炊にした。 荷も軽くなったところで下山開始。ザラメ雪で快適にスキーを楽しみ2時間で帰着。良い週末を過ごすことができました。(石田理一郎) |
ミズナラの巨木
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強風に叩かれる
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H1000のBC |
雲海から昇る朝日
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知円別分岐。後ろは東岳
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トラバースしながら最短距離をいく
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本峰手前の岩峰
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奥は羅臼岳
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硫黄山本峰 |
山頂直下の壁
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山頂にて
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雲海から顔を出す知床岳
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山頂からの下り
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知床連山を眺めながら一服
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沢を滑降
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BCにて昼食 |