山スキーお散歩会

2007.5.4 ラサウヌプリ(H1019)

天気
晴れ
参加者
佐々木泰幹、岩井直樹、朝日田久美子、高木ゆかり、稲葉可奈、石田理一郎
所要時間
9.5時間
ルート
陸嶺川右岸〜H750コル〜ラサウヌプリ〜陸嶺川右岸

この山はGWになると陸嶺川沿の水源道路が除雪され、日帰りで山頂が狙える。 沢の渡渉が何箇所かあるが、偵察行では足首が浸かるくらいで長靴あれば問題ないよ〜とのこと。 しかし皆二日前の大雨を考慮に入れてなかったため、えらい目にあうことに。。。
8:00に除雪最終地点をスタート、しばらくは林道を歩く。30分ほどで最初の渡渉地点、これはたいしたことなくスキー靴で通過。 すぐに次の渡渉だが、ここが大増水。長靴で渡るも0度近い沢水が靴中に浸水し皆悲鳴をあげる。 その後も何度かの笹薮漕ぎをしいられ、ようやくH750で稜線に出る。帰りのことを思うと気が重くなった。稜線は痩せているうえ、ところどころハイマツが出ていて非常に歩きづらい。 ピークらしきものが途中にあり、終わりかと思うとまだ先があるので疲労度も増す。 最後はハイマツを漕いでようやく山頂に到達。ここまで五時間半かかった。 ラサウヌプリ、標高は低いがきつい山だ。山頂からの景色は素晴らしかった。
下りは一歩間違えば谷底に真っ逆さまという尾根をスキーで滑り、H750で小休止。 ここからまた笹薮漕ぎ、渡渉と、山スキーツアーなのに滑るところがあまりない苦行が続く。 行きには難なく渡れた沢も帰りは雪解けで増水しており、スキー靴を浸水させてしまった人もいた。
この山は雪が充分ある時期に一泊装備で来るところです。 へたに日帰りしようと道路除雪を待っていると、逆にえらい目にあいます。(石田理一郎)

増水した沢の渡渉


沢型は雪と笹の壁をよじ登る


H750で小休止


H750からの稜線


遠音別をバックに


ハイマツの出たヤセ尾根


ハイマツ漕ぎ


山頂にて


山頂にある三角点


鋭い岩峰「ラサウの牙」


沢登りしているのではありません


スキー靴浸水